怪獣が持つ、ウルトラマンよりウルトラな魅力を怪獣博士原坂さんに聞いてきた!

2018/10/06

小さい頃、ウルトラマンよく見てたな〜。

でも、怪獣の方がかっこよくて好きだった。

そんなことを思いながら、怪獣のことを調べていたら怪獣を愛してやまない原坂さんに出会いました!

 

原坂さんの普段の生活

スタイル
早速ですが、原坂さんのLIFESTYLEを教えていただけますか?
原坂一郎
普段は街の人からウルトラハウスと呼ばれる事務所にいて、こどもコンサルタントという仕事をしています。二階に資料五千点を展示した怪獣ミュージアムがあり無料で見たり触れるようにしています!子どもと怪獣が私のLIFEWORKですね。
スタイル
LIFEWORK!まさにSTYLEのコンセプトという感じですね。
原坂一郎
そうかもしれません笑
他には、ウルトラハウスの前を通る人の笑顔を見たりする時もあります。僕は日本笑い学会の理事も務めています。子供に限らずやっぱり人が笑っている姿を見るのは好きですね。
スタイル
確かに人が笑っている瞬間はかけがえ無いですよね!そもそも原坂さんはいつ頃から子供が好きなんですか?
原坂一郎
子供の頃からずっと好きです。世話好きなんでしょうね。中学生くらいになっても同級生と遊ぶのとは別で近所の小学生と遊んだりしていましたね。
スタイル
世話好きということから、保育士になったのですか?また怪獣関係の仕事に就こうという気持ちはなかったのですか?
原坂一郎
まず趣味と仕事を別にした方がいいと思っていました。怪獣は好きですが同じくらい子供も好きでした。
当時は男性は保育士にはなれなかったのでテレビ局へ入ろうとしていたのですが、1977年に法改正があり就職活動ギリギリのタイミングで保育士の資格を独学で取得したんです。
結果的に怪獣を趣味としてやることで保育士の方の仕事にも役に立ちました(笑)

僕らのスタートは怪獣だった。

スタイル
ウルトラマンなどのヒーロー側ももちろんお好きだと思うのですが、なぜ怪獣なのでしょうか。
原坂一郎
当時はヒーローがいなくて、怪獣しかいなかった。例えばゴジラとかモスラです。
スタイル
僕らの世代は、すでにウルトラマンというものがいて怪獣はその敵というニュアンスでした。
原坂一郎
そうかもしれません。でもある意味で、僕らにとっての怪獣はヒーローでした。当時『ウルトラマンブーム』とは言われずに『怪獣ブーム』と言われていたのがその証拠です。

怪獣から学ぶ親子の関係

スタイル
原坂さんにとって、怪獣から学んだものの中で特に印象の強い作品を教えてください!
原坂一郎
それは、
・フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
・怪獣島の決戦 ゴジラの息子
ですね!
スタイル
それぞれの作品についてどのようなことが学べるか伺ってもいいですか?
原坂一郎
フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラは、優しい人間に育てられた兄と、海底で一人淋しく育った弟の話なのです。兄は、温和で人を守り、弟は凶暴で人を食べるんです。このことから僕は講演でも子供に必要なのは厳しさではなく優しさ。とことん甘えさせてあげよう、と言っています。
スタイル
めちゃくちゃいい話…。道徳の教科書に載せるべきですね…。
怪獣島の決戦 ゴジラの息子に関してはどんな作品ですか?
原坂一郎
結論から言って怪獣島の決戦 ゴジラの息子は『育て方』というものを教えてくれます。
パパゴジラは息子であるミニラの火を吹く練習を無理矢理させる。それがうまくいくと頭を撫でたりします。厳しいけど、できたら誉める。これって、人間でも大切ですよね?
スタイル
確かに、自転車の乗り方を教えてもらう時なんでまさにという感じですね。
原坂一郎
そうですそうです。その他にも、パパゴジラの尻尾を縄跳び代わりにしてミニラが遊ぶシーンがあります。父親って自分の体ひとつでわが子を遊ばせられるんです。このような機会をどんどん作っていけるような親子関係はこれからも変わらず必要だと思います。
スタイル
怪獣映画の道徳性の高さに正直びっくりしてます。今からしっかり見てみます…。

子ども時代の思いは不変

スタイル
子供が好きになる怪獣に共通点はありますか?
原坂一郎
はい。これは僕自身も感じていることなのですが答えはシンプルで
・強い
・大きい
・かっこいい
の三要素です。
僕が一番好きな怪獣は今も昔も変わらずにキングギドラなんです。
スタイル
なぜ、そうなるのか原坂さんなりの見解はありますか?
原坂一郎
僕が一番好きな怪獣は今も昔も変わらずにキングギドラなんです。
50年前の当時、怪獣は200種類ほどしかいなかったのですが、数千種類まで増えた今でもそれは変わりません。おそらくこれからも変わることはないでしょう。
異形なものへの恐怖というのは途中で魅力に変わります。
怪獣は、自分に持ってないものを持っているんです。だから惹かれる。
怪獣はブームだと言われてきましたが、すでに文化になっていると僕は思っています。

怪獣というLIFESTYLEの魅力

好きなものに一途であれる。世界は自ずと広がる。

オタクはそればっかりのようで世界が広い。
その分野を突き詰めたからこそ気がつくことがある。

そう語った、原坂さんと怪獣をSTYLEは応援していきます!
 

押田はるか 著

あなたへのおすすめ

  • 文化ごと神輿を担ぐ。日本
    のお祭り文化に貢献する…

  • ドミノの楽しみ方は無限に
    ある!ドミノ倒しのギネ…

  • ふんどし一本、道は拓ける
    。ふんどしダンサーの五…

  • 盆踊りはソウルワーク~盆
    オドラー佐藤の魅力

  • 駄菓子屋は道徳心を育む~
    土橋真の魅力

  • 郷土玩具で文化の架け橋を
    作る〜瀬川信太朗の魅力

新着記事

  • 高塩貴史 プロフィール画像

    『環境は自分で変えられる
    』これからの美容師像を…

  • 今泉マユ子 プロフィール画像

    『防災食は日常の延長にあ
    るんです』災害が多い日…

  • ワタベヒツジ 漫画家 プロフィール画像

    『勉強でも、運動でもそこ
    そこだった。だからずっ…

  • 漫画家 やじまけんじ プロフィール画像

    『頭の片隅にはずっと漫画
    家という夢があった』諦…

  • つのだふむ 漫画家 プロフィール画像

    『イケてない自分は漫画の
    せいじゃない』本当に好…

  • まえだたかし 漫画家 プロフィール画像

    『デザインと漫画は密接に
    リンクしている』41歳…

STYLEをフォローして、新着記事を受け取ろう!

編集長のTwitter