『味よりも歴史を味わう』各地の焼きそば屋を1000店以上訪ねた塩崎さんに焼きそばの魅力を聞いた。

2018.11.16

焼きそばってお祭りの屋台とかではよく見るけど、専門店とかないのかな?

焼きそば専門店で焼きそばを食べてみたい!

そう思って調べてみると、焼きそば店を合計1,000軒以上訪れている塩崎省吾さんと出会いました!

 

塩崎さんの普段の生活

 

 

スタイル
はじめまして、スタイルです!本日はよろしくお願いします!
塩崎さん
塩崎省吾です。こちらこそよろしくお願いします!
スタイル
早速ですが、まずは塩崎さんの普段の生活について教えてください。
塩崎さん
仕事としては、システムエンジニアをやっていて、去年までは週に4日、今は週に5日働いています。
スタイル

システムエンジニアをされてるとは意外でした。

仕事以外だとどんなことをされているんですか?

塩崎さん
システムエンジニアの仕事は結構長いですね。

仕事以外だと趣味で飲み歩きや、バイクのツーリングをしています。焼きそば屋さんを回るようになったのは、このツーリングがきっかけだったんです。

スタイル
そうだったんですね! ということは、ツーリング先で焼きそば屋さんに行っていたんですか?
塩崎さん
そうですね!それで去年まではブログを週に4回、今も週に1回は、行った焼きそば屋さんについてのブログを更新していました。

 

焼きそばは異文化の集合体

 

スタイル
塩崎さんは1,000店以上もの焼きそば屋さんをブログ「焼きそば名店探訪録」で紹介していると伺いました。
そんな沢山の焼きそばを食べた塩崎さんにしか分からない焼きそばの魅力を教えてください!
塩崎さん
焼きそばを研究したり、食べ歩く人って少ないんですよね。皆、どこで食べても同じ味だと思っているから。
でも、やっぱり味は違うんです。
スタイル
ちなみに、こことここは違うという例はありますか?
塩崎さん
じゃあ関東と関西の話をしましょう。
関東も関西も、細麺を使っていることは同じなんです。でも、関東だったらその麺を蒸していて、関西だったら茹でている。味も、関東が塩っぱいのに対して、関西のは一緒にご飯が食べたくなるような甘いものなんですよ。
スタイル
関西の人はお好み焼きとかも、ご飯と一緒に食べますよね!
塩崎さん
そうそう。そういう風に地域毎に味は違うんですよね。
そもそも焼きそばは、異文化の交流によって生まれた食べ物ですから色々な味があって当然なんです。
スタイル
異文化の交流?! それってどういうことですか?
塩崎さん
麺は中華だし、ソースは洋食というように、色々な文化の料理が合わさってできたものが、焼きそばなんです。麺を炒める料理は世界の各地にありますしね。タイとかインドネシアとか。
スタイル
確かに言われてみれば、焼きそばって色々な要素が混ざり合ってできてますね。
塩崎さん
だからこそ焼きそばは、味もそうだけれど文化の交流や歴史的な経緯を考えるのも面白いですよ。

 

 

土地に根ずく焼きそばの老舗

スタイル
少し話は変わりますが、お店選びは何を基準としているんですか?
塩崎さん
昔からその土地に根付いているお店を選ぶようにしています。
スタイル
土地に根付いたお店ですか。それはどのように判断しているんでしょう?
塩崎さん
大抵の場合、土地ごとにその土地の美味しいものについて紹介するブロガーさんがいるんです。だから、そういうブロガーさんの紹介しているお店に行きますね。
特に、何人ものブロガーさんに紹介されているようなお店は、その土地にかなり根付いているお店なんだと思っています。
スタイル
地元の人が紹介するお店が一番ですよね!
最近おすすめのお店を教えてもらってもいいですか?
塩崎さん
今のおすすめは「亀戸焼きそば」さんです。
今年できたばかりのお店で、女性が店主をされています。料理を作っているのは旦那さんなんですけど、この旦那さんが考案した焼きそばの完成度がすごく高いんです。
スタイル
完成度が高いというとどういうことですか?
塩崎さん
普通、焼きそばって紅ショウガを一緒に食べたり、あとはマヨネーズをかけたりする人も多いんですけど、亀戸焼きそばさんの焼きそばは味の調整をするシステムがありません。
料理をしている旦那さんがフレンチのシェフだそうで、味はもちろんのこと盛り付けも完璧ですよ!
スタイル
フレンチのシェフが作った焼きそばですか! すごく気になります!今度食べに行ってみます!

 

焼きそばに練られた物語

 

 

スタイル
沢山の焼きそばを食べた塩崎さんが、「この焼きそばは美味しい」と思う要素って、何かありますか?
塩崎さん
正直僕は何でも美味しいと思って食べるんだけど……。
美味しさも勿論ですが、物語を楽しみたいという気持ちが強いです。
スタイル
物語?! 詳しく教えてください!
塩崎さん
料理そのものよりも、焼きそばの背景やご主人、お店の文化を大事にしているんです。
スタイル
焼きそばへの愛がとても伝わってきました。
たくさんの質問に答えていただきありがとうございました!

 

塩崎さんにとって、焼きそばというLIFESTYLEは?

当たり前に思っているものも、調べてみると当たり前じゃない。

「何故?」と考えて焼きそばを食べて欲しい。

物語、歴史を考えて欲しい。

 

最後にそう尋ねた僕に、塩崎さんはこのように答えてくれた。

焼きそばを通して人と世界の物語を紐解いていく塩崎さんを、STYLEは応援していきます!
 

 

齋藤 迅 著

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